DAIV 5N (2020 mid) レビュー

超高性能な8コアi7とRTX2060を搭載し、動画編集から写真加工やゲームまで出来てしまうラップトップ。持ち運んだ先でも、高性能な処理をしたい方向けのオススメPCです!  

      



あいさつ


皆さんこんにちはキリオです。

ついに念願のパソコンが購入できました!

今までもパソコンは持っていましたが、スペックだけでなく様々な問題があり普段使いでも困らされることばかりでした。

そこで、前々から購入を検討していたパソコンを購入したわけです。




購入した経緯


なぜこのパソコンを購入したのか紹介いたします。


前のパソコンはHP ENVY15 R5の初代でした。10万円程するパソコンなのですが、購入して半年ほどでドライバ不良連発し中々に困らされました。

スペック不足にも直面し、やりたいことが素直にできず苦労しました。

こんなパソコンを使っていれば、新PCを購入したくなるのは自然なことですよね(笑)。


最初はデスクトップを買おうかと思っていたのです。

が、とにかくデカいのが嫌で嫌で仕方がなかったわけです。


必然的にラップトップが候補になるわけですが、ラップトップだとしても軽いものがよかったわけです。

持ち運んだ先の環境でも同じ性能を発揮することができ、なおかつ持ち運びが億劫でないパソコン。

そう、MacBookPro的なね。


OSはwindowsと決めていたので、かなり候補は絞られましたね。まず、クソ高いものは除外。

MSIやGALLERIAにも軽くて高性能なものがありましたが、あまりにもゲーミング感が強かったので除外。そして、唯一条件に合致したのがDAIV5Nだったわけです。


そこらのデスクトップにも負けない性能のDAIV 5N。かなりスゴイです。




スペックと搭載パーツ


CPU:core i7 10875H 8コア16スレッド

GPU:Geforce RTX2060 

RAM:DDR4 32GB(16GB)

ROM:M.2 NVMe 1TB(512GB)

weight:1.77kg


こんな感じでしょうか。i7ですが、一般的な10750Hとはコア数が違うのでこちらの方が上位となりますね。

また、GPUも1.25倍ほどにクロックアップされているようです。


これでお値段なんと...(カッコ内の標準構成)

179,800(抜)


詳しいスペックはmouseさんのこちらのページをご覧ください。今はモデルチェンジがなされ、スペックが変わっています。



各種ベンチマークおよび実測値


こちらのテスト結果はすべてパフォーマンスモードにした状態で計測しております。

※左側のボタンでON-OFFが切り替えられるので便利です。



<CINEBENCH R23>


CPUの性能をスコア化するソフトです。

一般的なラップトップが~3000ptsくらいです。


DAIV5Nは〔10656 pts〕

かなり高いスコアで1世代前のcorei9を越していますね。

デスクトップで主流となっているRyzen73700Xが13000ptsでcorei710700Kが12500ptsくらいです。


消費電力は120Wが最高となっておりますね。あくまでも参考程度に。



<FFXV Bench>

重いことで知られているFFXVベンチマークですが、以上のような結果となりました。


だいたいデスクトップ版1660Tiの1割程度上のスコアとなっています。デスクトップ版とノート版ではかなりの差が出るので、クロックアップされてる分頑張っているのではないでしょうか。


スコアとfpsの関係やその他のGPUでのスコア比較については、他サイトご参照ください。(FFXVベンチ スコアとfps で検索)




<Apex Legends>


FullHD高設定までは144fpsオーバー。

FullHD最高設定でおおむね130~144fps。


といった感じです。Apex程度であれば余裕をもって遊ぶことができます。




<DaVinci Resolve 4K編集>


簡潔にまとめると、重いFusionをつけなければ快適です。


今回は以下の条件下において、検証しました。

・フリー素材の4K動画8本、計3分間。比較的高ビットレートの映像です。

・デフォルトのusion付きタイトル×12

・字幕数個

・カメラモーション

・ビデオトランジション各ビデオの間

・以上を1080pタイムラインで編集し、2160pで書き出し

・バッテリーでの動作評価

・付属のACアダプタでの動作評価

ー編集作業中の動作についてー



〇タイムラインを1080pに変更して編集

・バッテリー:基本的な編集はスムーズに行える。Fusionタイトルはレンダーに少し時間がかかる。


・ACアダプタ:レンダーも早く、問題なく編集できる。



〇タイムラインを2160pに戻して書き出し(レンダー無しの状態から)

・バッテリー:16:20となりました。動画の5倍以上の時間がかかっています。バッテリー駆動で4Kを書き出しすること自体がアホですけどね(笑)


・ACアダプタ:3:50となりました。動画より少し長いくらいですかね。同じ素材でほかのPCで検証できないので、比較はできません。。。ごめんなさいね。



〇タイムラインを2160pで編集

・バッテリー:Fusionタイトルはかなり重い。ほかの編集でもカクつくことがある。といった感じでしょうか。1080pに落とし込んで編集することをお勧めします。


・ACアダプタ:レンダーもそこそこ早く済みます。十分編集できますが、2160pで編集すること自体あまり意味がない気がします。



〇2160pのまま書き出し(レンダー済み)

・バッテリー:7:30となりました。決して早いとは言えませんが、レンダー済みのお陰かレンダー無しの状態よりは早いです。


・ACアダプタ:4:00となりました。遅くなることは考えにくいので、追加検証いたします。



〇まとめ

基本的に快適に動画編集が可能です。

加えて、Davinci17は検証段階でまだベータ版なので今後動作が改善される可能性もあります。


今回分かったのは、DainciのデフォのFusionタイトルがめちゃ重いということですね。流石に重すぎるんじゃないでしょうか。これも、ベータ版がゆえなのでしょうか。


P.S. なぜか検証用の動画データを立ち上げるとDavinciが落ちるという謎バグ発生につき追加検証できません。




いいところ


クリエイターノートとしては、だいたいの点において優れているのではないでしょうか。


圧倒的なCPUパワー。最近はRyzenばかり注目を浴びていて、少々影の薄いIntelCPUですがまだまだ強いですね。

10750Hは6コアなので正直性能は高くありませんが、10875Hは8コアということが大きく影響しデスクトップのCPUに迫る性能を見せてくれています。


GPUも結構な高性能です。デスクトップの1660Tiは超しているのでいるので十分ではないでしょうか。

もちろん、より上位の2070Sなどには遠く及びませんが多くの人はこの性能があれば十分なのではないでしょうか。


指標としては中程度の重さのゲームまでであれば、最高設定で120fps。重いゲームでも、ある程度のグラフィック設定までであれば60fpsで安定するといった感じでしょうか。



比較的軽いことも、DAIV 5Nの利点ではないでしょうか。最近のノートPC(15.6inch)は軽いものでは1kg台前半のものもいくつもあります。

ただ、どれもモバイル向けのCPUを積んでいるだけなのでバリバリ重い作業をこなすということには向いていません。


DAIV 5Nは1.77kgと外でがっつり使いたい人にとっては持ち運びも視野に入るであろう重さです。この重量だと、作業場や部屋間の移動も楽ですね。(本体だけなら)




いまいちなところ


いまいちなところもいくつかあるので、ご紹介します。


まず、ACアダプタですかね。230Wとラップトップの中では最高クラスに大容量なものなので仕方なくはありますが、850gはさすがに重いです。あと、クソデカい

この重さは、仕方ないとするとやはりUSB-CによるPD100W充電などは欲しいです充電00Wなんてすぐ超えるので非現実的ですが。

検証した通り、容量的には全然足りませんが持ち運んで軽作業などしかしないときにいちいち850gを持ち運ぶのは億劫です。

これについてですが、Amazonで汎用の90WのACアダプタを持ち運び用に購入しました。負荷を掛ければ足りなくなるので充電が停止しますが、軽い作業であれば充電しながらできます。一応リンク貼っておきます。


つづいて、バッテリー持ち。これに関しては致し方ない気もしますが、悪くはあるので挙げておきます。

ブラウジングやYouubeなどいろいろ行った時の電池持ちの実感としては、4h~5hといったところでしょうか。うーん...


WindowsHelloのクセが面倒くさいことも、挙げておきます。カメラが下にあることにより、上部はすっきりとして非常に見やすいのですが、顔認証をするときに少し離れないと検知されないのが難点です。

あくまでも、クセですので慣れれば問題はないと思います。




購入をオススメする人


・高性能なラップトップが欲しい!
・高性能が良いけど重いのはイヤ!
・thunderbolt3が必須
・しっかりと安定した性能が発揮できるラップトップが欲しい!
・MacBookPro的な立ち位置のwindowsPCが欲しい!


こんな感じでしょうか。

とにかくコスパ優先の人には、少々向いておりません。また、解像度がWQHDや4K必須な人も気を付けましょう。


それと。購入する際は公式のHPではなく、価格コムモデルがお勧めです。基本的に税込みで1万円以上安くなります。




まとめ


いかがでしたか。

かなりのモンスターノートだと私は思いますね。CPUがトップクラスに強いので、クリエイターにはもってこいのラップトップではないでしょうか。かなりのビルドクオリティでおすすめの1台です。





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